自分では丁寧にスキンケアをしていても、「お肌の状態が良くならない」、「メイクののりが悪い」などと感じている方は少なくないでしょう。
実はそれ、乾燥肌が原因かもしれません。
ハリやうるおいのある美しい肌を手に入れるためには、正しい方法でスキンケアをすることが重要です。
そこで今回は、乾燥肌を防ぎ、美肌を目指すスキンケア方法をご紹介いたします。
Contents
乾燥肌とは
そもそも、『乾燥肌』とはどのような状態を指すのでしょうか。
乾燥肌とは、名前の通り、お肌の含まれている水分量が少なくなっていることを言います。
水分だけでなく、肌の保湿に重要な“皮脂”が少ない状態も乾燥肌です。
そのため、乾燥肌には、「①水が少ない人」、「②脂分が少ない人」「③水も油も少ない人」という3つのタイプに分かれます。
乾燥肌に見られる症状
乾燥肌には3タイプあるように、それぞれ症状にも違いがあります。
タイプ別の症状や特徴をそれぞれまとめました。
水が少ない人
- おでこ付近は油が多い
- 口元や唇の乾燥がひどい
- 種類を選ばず、どんな化粧品でも使っている
- 揚げ物など油っぽいものをよく食べる
- スキンケアには、ローションタイプを使っている
- 冷え性である
- エアコンを使うことが多い
- 寝つきが悪く、睡眠不足になりがち
お肌の水分が足りていない人は、「口元はカサカサなのに、おでこのテカリは気になる…」など、肌状態が場所によって違うことが特徴です。
水が少ない乾燥肌は、肌そのものが弱いというわけではないため、ついスキンケアに手を抜いてしまいがち。
そのため、紫外線の影響をもろに受け、シミやシワができやすいため注意が必要です。
脂分が少ない人
- 冷え性である
- よく“美肌だね”と言われる
- 子どものころから肌の乾燥が気になっている
- 油っぽい食べ物より、あっさりしたものが好き
- 季節の変わり目に肌荒れを起こしやすい
- 少しお高めのコスメを愛用している
- 睡眠不足である
脂分が少ない乾燥肌の人は、お肌を保湿する脂が足りないため、ほうれい線などの大きなシワができやすいです。
顔全体が常にカラカラな状態なので、足りない脂分をしっかり補ってあげる必要があります。
水も脂分も少ない人
水と油の両方が足りていない乾燥肌は、刺激にも弱いうえに、肌が常に乾いているので、かなり深刻な状態です。
しっかりスキンケアをしているつもりでも、乾燥肌がよくないどころか、悪化してしまうケースも少なくありません。
乾燥肌になってしまう原因
乾燥肌になる原因は、人によって異なります。
- 紫外線によるダメージ
- 生活習慣の乱れ
- ストレス
- 乱れた食生活
- 加齢による肌の水分・脂不足
- スキンケア方法を間違っている
紫外線による肌ダメージのほか、偏った食生活などの乾燥肌を引き起こす大きな要因です。
睡眠不足やストレスも、自律神経を乱れさせる原因となるため、肌の抵抗力が下がってしまいます。
また、どんなにしっかりスキンケアをしていていも、年齢を重ねると、肌の水分や皮脂量は減少してしまいます。
そして、日ごろから行っているスキンケアそのものが間違っていることが、乾燥肌を深刻化させている場合もあるのです。
乾燥肌は放置すると危険!乾燥肌が引き起こすリスクとは
乾燥した肌をきちんとスキンケアせずに放置すると、さまざまトラブルが引き起こります。
かゆみが出て、肌状態がさらに悪化
乾燥した肌はバリア機能が低下し、小さな刺激にも敏感になっています。
そのため、繊維による摩擦などのわずかな刺激でも、肌が荒れることがあるのです。
肌荒れを引き起こせば、かゆみも増し、肌がボロボロになってしまいます。
また、かゆみから肌を掻いてしまうと、かゆみの原因となる“ヒスタミン”が分泌されるため、よりかゆみが増すため悪循環です。
細菌感染して、皮膚炎になる恐れも
乾燥肌が悪化して、肌状態が悪くなると、細菌感染のリスクも上がります。
かゆみが原因で掻いた傷口から細菌が入り込み、皮膚炎を引き起こすケースも少なくありません。
ひび割れなど、出血や痛みが出ることも
肌が乾燥すると、皮膚の表面から粉がふいたり、ひび割れてしまったりすることもあります。
ひび割れが悪化すると、出血し痛みを伴うことも。
かゆみだけでなく、痛みを伴うのはストレスでしかありません。
乾燥肌に効果的なスキンケア方法
乾燥肌から卒業し、美肌を目指すには、“正しい方法でスキンケアをすること“が一番の近道です。
足りない水分や脂分を補うだけでなく、保持力UPに繋がる効果的なスキンケアを行いましょう。
まずは正しい方法で『洗顔』を
スキンケアをする前に、洗顔で汚れを落とし、お肌をキレイにしましょう。
洗顔をするときは、“必要以上に皮脂を落とさないこと“が重要なポイントです。
力をいれてゴシゴシ顔をこすってしまうと、お肌の潤いを保つのに必要な皮脂まで落ちてしまいます。
洗顔をするときは、摩擦を最小限に抑え、お肌を労わってあげることが大切です。
洗顔料を手のひらやネットを使って泡立てて、顔をやさしく包むように洗いましょう。
泡を顔にのせて、くるくると円をかきながら洗うのがコツです。
泡を洗い流すときは、水圧で肌に負担をかけないよう、ぬるま湯を顔にかけるようにして洗いましょう。
化粧水→保湿クリームの順でケアをする
タオルで顔を抑えるようにして水分を拭き取ったら、化粧品でスキンケアをして足りない水分をしっかり補いましょう。
ケアに使うアイテムは、化粧水や美容液、乳液のほか、クリームタイプのものもあります。
塗布の順番は、化粧水の後に保湿クリームや乳液がおすすめです。
化粧水で補った水分を、保湿クリームや乳液でフタをして、逃がさないようにすることで、潤いのあるお肌をキープできます。
スキンケアに使う化粧品は、保湿効果がUPする“コラーゲン”や“セラミド”が配合されるものを選びましょう。
こまめなスキンケアが重要!乾燥肌から脱却して美肌を目指しましょう
乾燥肌から卒業するには、保湿ケアのほか、こまめにスキンケアが重要です。
「外出をするときは日焼け止めをする」、「週に1回は保湿マスクをして潤いチャージする」、「規則正しい生活を心がける」なども、美肌に効果的です。
まずはできることから、1つずつ実践して美肌を目指しましょう。
乾燥肌のスキンケアならいわき市のエステサロン「Grace」のアクセス情報
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